防災訓練(消火訓練)を実施しました。
万一に備え続ける大切さ
ー年頭防災訓練レポートー
令和6年1月1日、能登半島で発生しました最大震度7の地震におきまして、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
そして、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
翌1月2日夕刻に発生した日本航空機衝突事故で海上保安庁の職員5名がお亡くなりになられましたこと、その経緯を報道によって詳細に知るに至って、言葉にできない思いを抱いております。
社員一同、心よりご冥福をお祈りいたします。
そのような中で、適切な判断と冷静な対応によって乗客・乗務員計379名全員の無事が確認されたことを甚大に存じます。
いつ起こるかわからない事故や災害とはつまり、「事故・災害はいつでも起こる」ものなのだと思い改めさせられます。
だからこそ、日々の訓練し続けることの大切さを痛感しました。
年末年始の暖かさと打って変わる厳しい寒空の下ではありましたが、万一の事態を自分ごととして捉えてもらえるのではないかと考え、1月5日(金)の10時から、粕屋南部消防署様をお招きして全社防災訓練を実施しました。
ピノキオとは?
消火器の取り扱いで覚えて欲しいのは[ピノキオ]。
ピ・ピンを抜く
ノ・ノズルを火に向ける
キ・距離を取る
オ・押す
いざ、火元を発見し、消化器を手に取ったら冷静にピノキオと声に出して操作しましょう。
実際に慣れれば2〜3秒で消火剤を発射することができるようになりました。
初期消火の三原則「通報・消火・避難」
火事と向き合う中で、最も大切な3つが「通報(早く知らせる)・消火(早く消す)・避難(早く逃げる)」です。
・通報
「火事だ」と大声を出し、隣近所に援助を求めることが大切です。
とはいえ、いざ火事に直面すると声が出ないことも考えられます。
その場合はやかんを叩くなど、とにかく周囲に異変を知らせることが重要になります。
どんなに小さな火でも速やかに119番通報しましょう。
当事者は消火を、通報は近くの人に頼んでください。
・消火
出火から消火できる限度はほんの数分です。
手近に消火器がなければ、毛布や座布団など活用できそうなものを利用してください。
・避難
少しでも危険を感じたら、身の安全を第一に躊躇せず逃げてください。
訓練の責任者である内山統括から、今後の訓練計画について説明。
次回は「予防」の観点で訓練を企画したいと思います。
最後の質疑応答にも、ひとつひとつ丁寧に答えていただきました。